一宮高校SSH

愛知県立一宮高等学校は22世紀を見据えた教育を行っています。

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一宮高校SSH

2年 数学特別講演「CTスキャンとベクトル解析」
日時:令和2年2月5日(水)・6日(木)両日とも4・5限
場所:一宮高校 桃陵館
講師:名古屋大学名誉教授 四方 義啓 先生

線形代数とベクトルとは何かから始まり、連立方程式の解き方立て方と進み、探偵と海賊ゴッコの考え方でCTスキャンの話につなげて講演をしていただきました。
2年 化学特別研究「ビタミンCの熱耐性を探る」
  数学特別研究「やさしいt検定」
【生徒実験】
日時:令和元年12月9日(月)〜令和元年12月13日(金)各クラス授業時
場所:一宮高校 化学実験室
【統計処理】
日時:令和2年1月9日(木)〜1月31日(金)各クラス授業時
場所:一宮高校 コンピューター室

飲料水のビタミンCの定量後、ビタミンCの熱耐性を探る実験を行いました。班ごとで実験条件を工夫し検証しました。実験で得られたデータを検定することで、加熱の有無によるビタミンCの減少量に有意差があるか分析しました。
2年 生物特別研究 「植物のバイオテクノロジー」
【生徒実験】『プロトプラストと細胞融合』
日時:令和元年10月23(水)3限
場所:一宮高校生物実験室 

【まとめ講演】『産業におけるDNA活用術』
日時:令和2年1月17日(金)5限
場所:一宮高校生物実験室
講師:岐阜大学 応用生物科学部 助教 落合 正樹 先生 

実験では、赤・黄・橙のバラの花弁を細かく切って酵素液で処理し、細胞壁を分解した細胞『プロトプラスト』を作成しました。赤や黄色や橙色の色素が細胞内のどの部分にあるかを確認したあと、ポリエチレングリコールを使って赤バラと黄バラの2つの細胞が融合する過程を観察しました。酵素作用による植物細胞の変化と簡単に細胞が融合することに驚きました。また、実験には英国ラドリーカレッジの生徒も参加したので、日本語で書かれた実験手順書を理解し、英語で分かりやすく表現するために工夫する生徒もいました。
講演では、現在、様々な分野で利用されている遺伝子組換えやゲノム編集といったバイオテクノロジーについて、大学での研究や実際の農業での実例を紹介しながらわかりやすく説明していただきました。それぞれの技術の仕組みからメリット・デメリットを学ぶことができ、これまで学習した内容への理解が深まっただけでなく、「進学先や就職先で研究を行う自分」を考える上でも大変興味深い内容でした。今回の講演を踏まえ、希望者が来年岐阜大学で「組織培養」のワークショップに参加し、大学での実験実習を体験します。
2年 生物特別研究 「ニワトリ胚の発生の観察〜手足の形作りと遺伝子〜」
生徒実験
日時:令和元年12月6日(金) 4・5限『ニワトリ胚の観察(2日胚・8日胚)と手足の観察』
   令和元年12月12日(木) 4限   『ニワトリ胚の観察(5日胚)』
場所:一宮高校 生物実験室

まとめ講演『ニワトリ胚を用いた脊椎動物における後ろ足の位置の多様性が生み出されたメカニズムの解明』
日時:令和元年12月18日(水) 5限
場所:一宮高校 生物講義室
講師:名古屋大学大学院生命農学研究科 准教授 鈴木 孝幸 先生

2日胚、5日胚、8日胚をそれぞれ卵から取り出し、卵黄・卵白の様子や胚膜・脳・眼などを観察し、初期発生の過程を学びました。また別の8日胚の手や足の原基をナイルブルー染色し、指の間でアポトーシスが起こっているか(死んだ細胞を処理するマクロファージが濃い青に染まる)を確認し、プログラム細胞死を観察しました。
まとめの講演では、「キリンの首はなぜ長い?」「ヘビの後肢はどこ?」をテーマに、発生学的な観点から手足の位置を決定づける遺伝子は何なのか、発現するタイミングによってどう変わるのかを学習しました。脊椎動物の初期発生過程が類似していることも学び、「個体発生は系統発生を繰り返す」ということや、「共通祖先から連続的に形態が進化している」ことなど、進化分類学的な内容も勉強することができました。
2年 英語特別研究「Discussion About Global Leader」
日時:令和元年12月3日(火)1・2・3・4・5限(各クラス1時間) 
場所:一宮高校 桃陵館
講師:外国人講師10名

2年生理系の英語のSSH英語発展の授業で、名古屋大学に在籍する留学生10名(東ティモール、パラオ、ジョージアなど様々な国出身の留学生)をお招きして、ディスカッションを しました。Global Leaderという難しいテーマでしたが、生徒1人ひとりが事前に準備をした資料を元に、自分の考えをプレゼンテーションしました。最初は緊張している様子の生徒もいましたが、生徒4人に対し留学生が1人つくことで、密にコミュニケーションが取れ、活発な意見交換ができました。異なる文化の国で育ち意識の高い留学生の話を聞くことで、視野を広げることができました。後日、各クラスで議論した内容を発表し、皆で共有しました。
2年 課題研究 数学特別講演 「データ解析を楽しもう」
日時:令和元年10月28日(月)2・3限、4・5限(各クラス2時間) 
場所:一宮高校 桃陵館
講師:中部大学現代教育学部 教授 神保  雅一 先生

男女の出生率の差などの身近なデータを使いながら、統計的な数字の見方をお話していただきました。今後実験で取るデータの処理の仕方も説明していただき、数学的にデータの信頼性の高め方を学ぶことができました。
2年 生物特別実験 「原形質流動の速さを測ろう!」
日時:令和元年6月18日(火) 
場所:一宮高校 生物実験室

1年次に学習した「ミクロメーターの使い方」「ムラサキツユクサのおしべの毛の観察」を踏まえて、原形質流動の速さを測定しました。「正確で再現可能な実験を設計するにはどうしたら良いか」を考えながら、各自で方法・手順を決め、事前に用意された光学顕微鏡などの観察器具および試料(シャジクモ・ムラサキツユクサ・オオカナダモ)を使って実験を行いました。測定回数の設定や試料の採取に苦労した分、実験計画や実験の予習をする大切さも学びました。

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