一宮高校SSH

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地歴公民ワークショップ「三方五湖周辺の7万年間の自然環境変化と縄文時代の生活に触れる」
日時:令和元年10月19日(土)8時〜17時
場所:福井県年縞博物館・若狭三方縄文博物館
参加生徒:一宮高校1・2年生希望者23名

午前は福井県年縞博物館を見学しました。学芸員の方の講義で水月湖の奇跡的な環境が年代測定での「世界標準のものさし」となる年縞を形成させたことを学んだ後、7万年分=45mの年縞を見学し、自然環境の変化について探究しました。午後は若狭三方縄文博物館を見学しました。ボランティアガイドの方の熱心なご説明とともに館内見学をした後、「勾玉(まがたま)づくり」に挑戦し、縄文時代の生活を疑似体験しました。また、道の駅三方五湖で特産品などを購入することもでき、三方五湖周辺の自然環境を五感で満喫できました。
2年 生物ワークショップ「遺伝子実験の技術〜コメのDNA鑑定をしよう〜」
日時:令和元年8月26日(月)9時30分〜16時 
場所:名古屋大学遺伝子実験施設
講師:名古屋大学遺伝子実験施設 准教授 井原 邦夫 先生
参加者:一宮高校2年生理系生物選択者のうち希望者16名

生徒が普段食べている生米からDNAを抽出し、いもち病耐性の遺伝子とコシヒカリに特徴的な遺伝子配列をPCRにより増幅して電気泳動にかけました。同様に「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「日本晴」でも実験を行い、バンドパターンを分析することで、自分が普段食べているコメの品種を推定・考察しました。
2年 生物ワークショップ「電子顕微鏡実習」
日時:令和元年8月22日(木)10時〜16時
場所:名古屋大学医学研究科附属医学教育研究支援センター分析機器部門
講師:名古屋大学大学院医学研究科附属医学教育研究支援センター
      (分子標的治療学 助教 兼任) 紅 朋浩 先生
      技術職員 水口 喜久代 先生・板倉 公治 先生・依藤 絵里 先生
参加生徒:一宮高校2年生理系生物選択者のうち希望者 7名

透過型顕微鏡(TEM)・走査型電子顕微鏡(SEM)・共焦点レーザー顕微鏡の操作を行い、生物の微細構造を観察しました。SEMでは自分たちが用意したタンポポの葉やヒメジョオンの花弁など、TEMではマウスの肝臓や腎臓など、共焦点レーザー顕微鏡では培養細胞や腎臓の細胞などを観察しました。パソコン画面を見ながら操作したり、写真を撮影するため、生徒は新鮮な気持ちで実習にあたりました。
国語総合ワークショップ
「徳川美術館で絵巻物を体験しよう」
日時:令和元年8月20日(火)10時00分〜16時00分
場所:徳川美術館
参加生徒:一宮高校1年生〜3年生の希望者15名

午前は、特別展示の「合戦展」を見学し、合戦絵巻の描かれた意義を学んだり、刀剣、火縄銃の仕組みについて学んだりました。午後は、国宝源氏物語絵巻のレプリカを用いて鑑賞し、その後、茶室で香道を実習し、雅やかな体験が出来ました。
 
1年 研究施設訪問「核融合科学研究所 施設見学」
日時:令和元年8月7日(水)8時20分〜16時40分
場所:核融合科学研究所(岐阜県土岐市)
参加生徒:一宮高校1年生希望者36名

午前中は期待が高まる核融合発電について、その原理や現状、今後の見通しに関する講義を受けてから、世界最大の超伝導プラズマ実験装置をコントロールする制御室や超伝導発電を支える様々な技術についての展示を見学しました。午後は、「真空実験」「電子顕微鏡」「プログラミングと可視化」から事前に希望した1つを選んで実験・実習を体験しました。実習を通して、試行錯誤を繰り返しながら技術や装置が改良されていく様子を見たり、研究者としての責任や進路・職業選択についてのお話を聞いたりすることもでき、充実した1日になりました。
3年 生物ワークショップ「組織培養・成長点の観察(遺伝子工学の基礎)」
日時:令和元年7月27日(土)10時〜14時半
場所:岐阜大学 応用生物科学部 園芸学研究室
講師:岐阜大学 応用生物科学部 助教 落合 正樹 先生
参加生徒:一宮高校3年生理系生物選択者のうち希望者13名

アオキの茎頂分裂組織(成長点)の観察および岐阜大学で品種改良されたスパティフィラム(商品名「フェアリーウィング」)の無菌操作での組織培養の体験を行いました。授業で学習した植物ホルモンによる植物の分化の仕組みを応用した実験ですが、顕微鏡下で成長点を切り出す繊細な作業や、クリーンベンチを使用した無菌状態での作業など、初めての操作がたくさん出てきて、教科書に書かれていない多くのことを体験・学習することが出来ました。特に、無菌状態での操作の徹底ぶりに驚きながらも、真剣に取り組みました。
3年 生物ワークショップ「PCRと電気泳動」
日時:令和元年7月20日(土)9時30分〜15時30分
場所:名古屋大学農学部応用生命科学科
講師:名古屋大学農学部応用生命科学科 助教 前田 真一 先生
参加生徒:一宮高校3年生理系生物選択者のうち希望者 8名

通常のシアノバクテリアと突然変異を起こし窒素同化ができなくなった変異体2種類から窒素同化に関連する部分のDNA(遺伝子)を抽出してPCRで増やし、電気泳動を行って持っているDNAのタイプを判定しました。観察した結果と電気泳動の結果から表現型とDNAの関係を学ぶことが出来ました。

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