一宮高校SSH

愛知県立一宮高等学校は22世紀を見据えた教育を行っています。

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〒491-8533 愛知県一宮市北園通6丁目9番地

一宮高校SSH

地歴・公民ワークショップ「戦国ロマン朝倉氏の居城“一乗谷”と永平寺を巡る 〜中世に思いをはせると同時に自然環境の利用を考察する〜 」
日時:令和5年3月5日(日)7時50分〜17時30分
場所:@永平寺
   A一乗谷朝倉氏遺跡    
   B福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館
参加生徒:一宮高校1・2年生希望者41名

鎌倉新仏教である曹洞宗の本山の永平寺で厳かな雰囲気を味わいました。また、戦国武将の朝倉が築き上げた城下町である一乗谷朝倉氏遺跡を現地ガイドの説明を受けながら散策しました。信長に焼き払われ、その後水田になったが故に、当時の遺物がそのままで出ていることに感動しました。また、このような一地方の一つの谷が当時日本で有数の繁栄をし、世界とつながっている事実に驚き、中世に関して新たな歴史認識を持つことができました。最後に、昨秋に開館したばかりの博物館を見学しました。丁寧な展示説明とともに、館内には発掘調査で見つかったばかりの石敷遺構がそのまま展示されており圧巻でした。 多くの生徒が充実した時間を過ごすことができました。不満の声の大半は「もっと見学時間が欲しかった」でした。
化学ワークショップ「有機合成実験(フタロシアニン誘導体の合成)」
日時:令和4年12月25日(日)10時〜17時
場所:名古屋工業大学大学院 工学研究科 柴田研究室
講師:名古屋工業大学大学院 工学研究科 柴田 哲男 教授
         参加生徒:一宮高校2年生理系希望者20名

大学の実験室で、大学教授、院生や学部4年生のTAの指導のもと、フタロシアニン環をもつ化合物をグループで分担して合成しました。合成した化合物は加える試薬のpHにより色が変化する特徴を持つことから、センサーとしての活用が期待されています。実験の最後には、合成した化合物を用いて物質を特定する探究実験も行いました。さらに、実験後には簡単なプレゼンを行い結果の共有をしました。生徒4人に対して1人TAとして入り指導を受けることにより、安全に理解を深めることが出来ました。また、研究室・実験室の見学やTAから大学の様子なども聞くことができ、生徒からは極めて好評でした。
2年 生物ワークショップ
「遺伝子実験の技術〜生物はDNAを調べてみればわかる 植物編〜」
日時:令和4年8月25日(木)10時〜16時、9月20日(火)16時〜17時 まとめ講演(Zoom)
場所:名古屋大学遺伝子実験施設
講師:名古屋大学遺伝子実験施設 准教授 井原 邦夫 先生
参加者:一宮高校2年生理系生物選択者のうち希望者28名

各自持ってきた様々な植物からDNAを抽出し、PCRと電気泳動を行いました。それぞれ2種類の抽出法でDNAを抽出し、手法の比較を行いました。見た目だけでは分からない分類等もDNAを調べることによって明らかにできること、その方法を体験することによって、より深く知ることができました。また、抽出したDNAを後日シークエンスにより種の同定を行っていただき、用いた植物とその結果の検証をZoomで行いました。
2年 生物ワークショップ「電子顕微鏡実習」
日時:令和4年8月23日(火)10時〜16時
場所:名古屋大学医学研究科附属医学教育研究支援センター分析機器部門
講師:名古屋大学大学院医学研究科附属医学教育研究支援センター
      技術職員 板倉 公治 先生・依藤 絵里 先生
参加生徒:一宮高校2年生理系生物選択者のうち希望者 6名

走査型電子顕微鏡(SEM)・共焦点レーザー顕微鏡の操作を行い、生物の微細構造を観察しました。SEMでは自分たちが用意した魚のウロコや髪の毛、様々なマスクなど、共焦点レーザー顕微鏡では培養細胞や腎臓の細胞などを観察しました。パソコン画面を見ながら操作したり、写真を撮影するため、生徒は新鮮な気持ちで実習にあたりました。最後は各自が撮影したSEMの画像発表会を行いました。
1・2年 研究施設訪問「核融合科学研究所 施設見学」
日時:令和4年8月9日(火)8時20分〜16時40分
場所:核融合科学研究所(岐阜県土岐市)
参加生徒:一宮高校1・2年生希望者38名

午前中は核融合発電について、その原理や現状、今後の見通しに関する講義を受けてから、世界最大の超伝導プラズマ実験装置をコントロールする制御室や超伝導発電を支える様々な技術についての展示を見学しました。午後は、「真空実験」「低温の世界への招待」「プログラミングと可視化」「ヴァーチャルリアリティ」から事前に希望した1つを選んで実験・実習を体験しました。実習を通して、試行錯誤を繰り返しながら技術や装置が改良されていく様子を見たり、研究者としての責任や進路・職業選択についてのお話を聞いたりすることもでき、充実した1日になりました。
3年 生物ワークショップ
「組織培養・成長点の観察(遺伝子工学の基礎)」
日時:令和4年7月30日(土)10時〜14時半
場所:岐阜大学 応用生物科学部 園芸学研究室
講師:岐阜大学 応用生物科学部 助教 落合 正樹 先生
参加生徒:一宮高校2、3年生理系生物選択者のうち希望者12名

アオキの茎頂分裂組織(成長点)の観察およびカランコエの無菌操作での組織培養の体験を行いました。授業で学習した植物ホルモンによる植物の分化の仕組みを応用した実験ですが、顕微鏡下で成長点を切り出す繊細な作業や、クリーンベンチを使用した無菌状態での作業など、初めての操作がたくさん出てきて、教科書に書かれていない多くのことを体験・学習することが出来ました。特に、無菌状態での操作の徹底ぶりに驚きながらも、真剣に取り組みました。
国語ワークショップ
「徳川美術館で絵巻物&刀剣&聞香を体験しよう」
日時:令和4年7月29日(金)10時〜16時
場所:徳川美術館
参加生徒:一宮高校1年生〜3年生の希望者21名

午前は、刀剣・火縄銃について、実際に手にとり、仕組みを学び、午後は、国宝源氏物語絵巻のレプリカを用いて鑑賞し、聞香を体験しました。美術館の展示は、見る時間が足りない!と、ワークショップ後、もう1度見学に行く生徒たちもいるほど、とても興味深いものでした。様々な体験を通して、新しい世界を知ることができました。
 
3年 生物ワークショップ「PCRと電気泳動」
日時:令和4年7月23日(土)13時00分〜15時00分
場所:一宮高校 生物講義室
講師:名古屋大学農学部応用生命科学科 助教 前田 真一 先生
参加生徒:一宮高校3年生理系生物選択者のうち希望者 15名

通常のシアノバクテリアと突然変異を起こし窒素同化が出来なくなった変異体2種類から窒素同化に関する部分のDNA(遺伝子)を抽出してPCRで増やし、電気泳動を行って持っているDNAのタイプを判定する実験を行いました。様々な条件で培養した変異株の色から窒素欠乏株と野生株の違いを観察し、電気泳動の結果と比較することで、その仕組みについて考察しました。また、先生の研究室の見学も行い、様々な機械や装置について知ることができました。
英語ワークショップ
SDGs会議「国際社会での“輝き方”を共に考え、行動を開始する」
日時:令和4年7月15日(金)13時〜15時
場所:桃陵館
講師:愛知みらいフォーラム 講師 近藤 敏夫 先生
参加生徒:一宮高校1年生〜3年生の希望者22名

参加生徒は講師からの講義を英語にて受けました。ますます混沌としてきている今の国際社会を生き抜くために私たちはどうあるべきか。日本人として何が求められているのか。必要とされるスキル、今後の心構えなど。講師の近藤先生の熱い語り口に、参加者も熱心に耳を傾けていました。その後、グループに分かれて英語による話し合いと発表がおこなわれました。英語でのやり取りに難しさを感じながらも、一生懸命に話し合う様子が見られました。近藤先生からは発表者に御講評をいただき、有意義な時間となりました。
 


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