国際交流事業が今年もより充実した内容で行われました。
校内から選ばれた8名の生徒が、3月5日(土)~12日(土)の間、研修のためイギリスを訪問しました。
国際交流の相手校であるラドリー・カレッジは、全寮制のパブリックスクールであり、一宮高校とは環境の異なる学校です。そこでの体験は全てが驚きと感動でした。本校生徒が参加したサイエンスの授業はどれも実践的であり、全生徒が集中し、積極的に質問をし理解を深めようとしていました。ラドリー・カレッジの生徒たちが英国国内において優秀な成績を残している理由が、彼らの授業に対する熱意やその勤勉さにあるということを目の当たりにし、8名の生徒は良い刺激を受けたようです。
また、この事業では毎年ラドリー・カレッジ生の前で、英語で各自の課題研究の成果をプレゼンテーションする機会を与えて頂いています。英語でのプレゼンテーションは事前に時間をかけて準備・練習を行います。今年度は、液状化現象、左利きの研究、音楽の効用などについてのテーマで発表をしてきました。また、昨年同様授業だけでなく、大きな会場を使い100人以上のラドリー生の前でプレゼンテーションを行いました。練習の成果を発揮し堂々と英語で発表を行い、ラドリー・カレッジの先生方からも高評価を頂きました。
オックスフォード大学附属のボドリアン図書館ガイドツアーに参加し、その歴史や価値ある膨大な書籍の保存の仕方などを学びました。イギリス国内だけでなく他国からも図書館に対して寄付が多くなされていることを知り、日本とは価値観の相違を感じました。歴史や文化を重んじる姿勢を生徒たちは感じ入っていたようです。ロンドンでは自然史博物館や科学博物館に行き、イギリスが世界に誇る所有物の数々を見て学びました。生徒たちはイギリスが持つ数々の『本物』を体験することで、偉大な業績や発見を身近に感じ取れたようです。今後、8名の生徒がいかに学ぶか、いかに実績への糸口をつかんでいくかが楽しみです。
イギリスの建造物は長い歴史を持っており、趣深いものばかりです。
ラドリーにある小学校を訪問し、日本のおもちゃや書道を教えました。みんな真剣に取り組んでくれました。
テニスの原型であるリアルテニスも体験してきました。
ラドリー・カレッジ、オックスフォード、ロンドンで様々な研修をしてきました。特にラドリー・カレッジの生徒との交流はかけがえのない経験となりました。
代表生徒たち8人のプレゼンテーションは大好評でした。
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